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ゼロカットシステムって???追証金って!?

FXでの取引には、常にリスクが伴います。

FXは証拠金と呼ばれる資金を担保に取引する投資ですが、証拠金以上の取引が出来る【レバレッジ】と言うシステムを利用すれば、少ない資金でも大きな利益を狙う事が出来ます。
しかし、国内口座では証拠金以上の損失を出すことで、そのマイナス分は補填しなければなりません。

今回はその証拠金以上の損失が発生した場合の【追証(おいしょう)】について解説していきます。

 

追証とは

追証】とは、証拠金以上の損失が出た場合に取引口座への追加入金を求められることで、【追加保証金】の略語です。

 

FX会社によって追証や強制ロスカットの基準は異なりますが、規定の証拠金がマイナスになれば発生するものと理解しておいていいでしょう。

追証を支払わない場合

追証はいわば借金ですので、必ず支払う必要があります。
支払えない場合は裁判や財産差し押さえなど強制執行される事もありますので、まずはそのリスクがあるという事を頭に入れておいて下さい。

なぜ口座残高がマイナスになるのか?

多くの海外FX口座では証拠金維持率がおよそ20%以下になると、自動的にロスカットされるシステムになっていますが、予想外の経済指標発表値や要人発言、大きな自然災害やテロ事件などが起こると、一時的に値が付かない事態が起こります。
また週末の土日に大きな出来事が起こると、週明けの月曜日に、週末と週明けに大きな価格差が生じる【窓開け】で市場が始めることがあります。

このような時にはロスカットが間に合わずに、ロスカットを超える損失が発生する事になります。
これは自動ロスカットに限らず、手動で行う裁量取引でも言えることで、注文が通らない事態になり、損切りが出来ずに口座残高がマイナスになってしまうのです。

溶けるお金のイラスト(一万円札)

経済指標発表はあらかじめ日時が分かっているので、その日時に取引しなければ良いだけなのですが、突発的な出来事はあらかじめ予測が出来ません。
損切りの設定は必須ですが、その損切り注文も通らないとなりますと、回避のしようもありません。

なるべく取引を短期で終わらせる手法を実践するしかありません。
追証を避けるためには、出来事が起こった時に対処するのではなく、なるべくその出来事に直撃されない方法を取るという事が大切です。

追証を発生させない方法

追証は発生する前に対応すれば問題ありません。
そもそも追証が発生するような資金管理に問題がありますので、まずはトレード方法を見直しましょう。

証拠金維持率をあげるため資金を多めに入金する

そもそも証拠金不足になるのは、資金管理が出来ていないのが原因です。

突発的な値動きでロスカットが間に合わなかったという場合は仕方ありませんが、 基本的に口座資金に対する取引量の割合をコントロールしていれば、追証は発生しません。
そのため追加入金出来るだけの余裕資金の用意も必要です。

ただ追加入金した際入金した資金も損失するリスクもお忘れなく。

ポジションを両建てしておく

まだ今後も利益が伸びることを期待している場合に、一時的にポジションと逆のポジションを持つ事も有効な方法です。
両建てしていれば、その間は利益と損失の相殺によって、証拠金は減ることはありません。

またその間に大きな値動きがあったとしても、そのリスク回避が出来ます。
しかし両建てするには証拠金も2ポジション分必要になりますし、通貨ペアによってはマイナススワップが発生しますので、それも考慮する必要があります。

 

ゼロカットとは

追証】について解説してきましたが、ではこの追証がなくなれば、どれだけリスクが少なくなるでしょうか。
そんな有利なシステムが実はあるのです。

多くの海外口座が採用している【 ゼロカットシステム】がそれで、「口座残高がマイナスの状態でロスカットされても、追証の支払い義務が生じないシステム」の事です。
マイナスの口座残高がゼロにリセットしてもらえるので、入金額以上の損失になることはありません。

 

理解しておいて頂きたいのは、ゼロカットシステムはマイナスの口座残高がなくなるのではなく、 マイナス分をFX会社が負担してくれるという事です。
つまりFX市場に対する借金が帳消しになるのではなく、XMがその借金、つまり追証を肩代わりしてくれるという事です。

ゼロカットシステムによって追証が発生しないのは、国内FX会社にはない、XMの最大のメリットです。
国内FX会社にないというよりも、日本の法律で禁止されているために出来ないと言うのが正しいでしょう。
XMなどの海外FX会社は日本の法律の制約を受けないため、ゼロカットシステムの他にも、レバレッジ制限による25倍以上の高レバレッジ取引も可能なのです。

 

 

またこのゼロカットシステムに適用回数の制限もなければ、わざわざ設定する必要もありません。
XMの口座であれば、自動的に適用されます。さらに複数口座を持っていたとしても、他の口座のプラス残高が流用されることもありません。

FXでの追証は最大のリスク

ゼロカットシステムはまさにFXトレードの救世主
追証分のマイナスはFX会社が負担してくれますので、安心して取引をすることが出来ます。

追証がないことの一番大きいメリットは「借金を負うことがない」ということです。そのためメンタルの負担も少なく、そのためトレード判断も冷静に行えます。

逆に追証がないデメリットは、リスクの高い取引を行ってしまいがちになる事です。
ゼロカットシステムは、XMが投資家保護の目的で行っており、決して高リスクの取引を推奨しているわけではありません。ゼロカットシステムがあってもなくても、リスク管理はしっかりと行うべきです。

ゼロカットシステムを背景に一攫千金の無謀な取引を行うのではなく、利益を積み重ねる取引を行いましょう。

 

「右肩あがりのチャート」の写真

 

長期投資でFXをしている以上は、このリスクからは逃れられません。

しかし「追証なしのゼロカットシステム」がある海外口座でしたら、最悪でも借金を背負う事はなくなるのです。入金分はなくなりますが、それはFXのリスクとして当然の事です。

海外FX会社には【危険】というイメージがありますが、実際には国内FX会社よりも安全なシステムを構築しているFX会社が多いのが事実です。「国内だから安心、海外だから危険」と言う考え方は、もうすでに一昔前の考え方です。

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